■托鉢  
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僧は毎朝、お寺ごとに列を作って托鉢に出かけます。ビエンチャン市内では小さい寺は2,3人で、大きなところは40人近ぐらいの列を作って信者の前を通ります。時間は5時半から7時半ゴロまで、寺によって場所によってまちまちです。写真の行列は、ビエンチャンでは平均的な規模です。
 
「バーツ」(坊さんの下げている容器)に食物を入れてもらったら、先頭のお坊さんは少し行きすぎて立ち止まります。全員が入れてもらったら、そこで短いお経を上げます。その間、信者は右手で拝み、左手で小瓶に入った水を地面に流します。余った供物や水はそばの立ち木に線香とともに祭ります。
 
私のゲストハウスのハウスキーパーのおばさんは、毎日4時に出勤。カオニャオを蒸して托鉢の準備をし、5時半に表に座ります(冬季は真っ暗です)。年中休みなし。ごくたまに遅れる時があるそうですが、そのときは坊さんが道で立ち止まって待っているとか。(おばさんが病気にでもなった時はどうするの?)
 
毎日、毎日どちらも大変ですが、信者も旅行などなら当然休むし、坊さんの方も体調が悪いなど都合が悪ければ歩かなくていいようです。しなかった分を気に病んだり、取り返す必要は、双方にないようです。
 
最後の写真のお坊さん、私の知り合いです。「こっち向いて」と言ったらにっこり笑ってくれました。エライ坊さんからこの行為をとがめられることは無いといってました。
 
他者が見ると大変シンドイ習慣ですが、それが続けられているのは、お坊さんも信者もお互いどこかに「ゆとり」があるからだと思います。その「ゆとり」こそがラオスの持ち味です。
 
坊さんは「毎日歩いて当たり前」、信者は「毎日あげて当たり前」のラオスです。(ラオス語で托鉢は「タクバーツ」です。仏教用語なのでしょう)

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